お知らせ

牛舎 炭でシロアリ対策!?

担当日記 2024/07/12

みなさまこんにちは

今回は豊田市の山奥にある牛舎の方へ行ってきました

新しく牛舎の建て替えを行っている現場で

白アリの予防塗料の施工と、牛の飼料曹の塗装ができる

施工業者を探しているとのことでご指名頂きました。

使用する材料はどれもお施主様からの指定でしたので

初めて使用するものでしたが、テスト施工含め

何度か豊田の山奥まで足を運んできました。

対向車が来たらすれ違えないほどの

崖の中を走っていきます(笑)

 

こちらが新しく新設している牛舎です

人間でも住めそうなほどオシャレな作りですね。

こちらの内部にある木の柱を耐シロアリの塗料で塗装していきます。

 

 

 

 

 

 

 

こちらは炭を主材料としている天然成分のシロアリ防虫塗料で

本来のシロアリ防虫材のような人体に悪影響を及ぼすような成分が入っていません。

牛舎のように生き物を扱う環境には非常に優しい材料といえます。

基礎の部分から1mほどの高さまで施工します。

 

こちらは新築の一般住宅などにもシロアリ予防として施工できます

 

 

 


こちらは牛の飼料曹です。

牛の唾液は強力なアルカリ性のようで

通常の塗料ではすぐに劣化してしまうとのことで

飼料曹専用のレジンコートという塗料で施工しました。

まずはコンクリート部分をバーナーで炙って

完全に湿気を取ります。

その後、写真のように一層目のプライマーを施工していきます。

プライマーを施工してからはレジン液と骨材を練り合わせて

コテで塗っていきます。

本来は平らな場所に施工することが多く

今回のようなU字型の箇所は材料が重みで垂れ下がってきます。

また硬化剤の分量もシビアで硬化時間がかなり早く

非常に難易度の高い施行でした、、、

この数量ですが

なんとか2人がかりで施工することができました。

硬化剤の量が多すぎると化学反応が強すぎて

煙を出して触れないほど熱く発熱しますので、

余った硬化剤などの取り扱いも

非常に気を付けて処理しなければなりません。

 

最後に専用のレジントップコートを塗装します。

トップコートはクリアーなので

ローラーでそのまま施工することができます。

クリアーは一度塗りで仕上がりのようです。

 

 

 

 

完成です。

レジンコートは予想以上カチコチに固まります。

これで牛の唾液にも耐えれる飼育層が出来上がりましたね。

こちらの牛舎は現在ほかの建屋も建て替え中で

10月ごろにまた同じく2号棟の施工が始まるとのことでした。

なかなか一般住宅では使用する機会が少ない塗料ですが

牛にお困りの人が周りにいらっしゃればお声がけください(笑)

 

Re.ぺいんと工房公式LINEアカウント

検索ID @re-paintokobo

お友達登録お待ちしております

無料診断のお問い合わせは

海部、津島外壁塗装のRe.ぺいんと工房 担当大野